2020年5月12日火曜日

優しさのクラスター

優しさのクラスター

自分の家族、隣人、職場の仲間、地域に住む人、
自治体や国の要職にある人。
私たちはそれらの人々に対して
優しさを忘れずに生きることにしましょう。

長期化する新型コロナウイルス禍。
いつ終わるか分からない闘い。
見えない出口戦略。
まだ届かないアベノマスク。
日々の生活に余裕がなくなり、
精神的に追い詰められている毎日。

本当に世界中の人々を含めて、
私たちが大変な思いをしながら
過ごしているのは事実です。

安心して生活したいと思い、
調査すればするほど対策の遅れが分かったり、
対応の不備、間違いが明らかになったりします。

自然と批判的な考えを持つことは普通のように思えます。
しかし、それを言葉にして表現したとしても
得られる成果物はなんでしょうか。

意外と乏しい成果しか得られず、
批判から始まる争いや炎上になったりします。
そうなると、もう、

エネルギーの無駄遣いですね。

そもそも今回のパンデミックは
新型コロナウイルスによる
世界同時多発テロです。

1918年のスペイン風邪もパンデミックでしたが、
今回は桁違いの速さと広さで全世界に蔓延し、
多くの人が死亡しています。

健康な人が2週間後には
死亡してしまうこともあります。
大きな恐怖をもたらす最悪のウイルスが
私たちのすぐそばにいるのです。

未知のウイルスに人類が
これほど弱いとは思っていませんでした。
ワクチンも治療薬もない
未知のウイルスとの闘いなので、
政治家も行政も、医療も
間違える可能性は高いです。
正解は誰にも分かりません。
間違いに片目をつぶるような
大人の対応が必要なのかもしれませんね。

私たちは恐怖に怯える毎日に、
少しずつ疲れを溜めています。
そして、心が疲れ切っている人がいると思います。
だからこそ
必要なものは心の安らぎと癒しですね。

安らぎと癒しに、
まず必要なものは
私たちの心の優しさです。
周囲の人に対する優しさです。

優しさを持つと、
心の中に「心のポケット」ができてきます。
家族や友人、職場の人たちに
優しい言葉をかけると心の中に
「心の貯金」ができて
心のポケットが膨らんできます。

周囲の人に笑顔であいさつし、
愛のある言葉をたくさん話すと、
心のポケットがどんどん膨らんできます。
心の貯金が増えて余裕が出てきて、
もっと優しくなれます。

顔も言葉も優しくなるので
周囲の人が安心してそばに来てくれて、
人の輪ができます。
その繰り返しをすると、
愛のある言葉で語る人の輪が拡散していきます。

ひとりの人が優しく変わるだけで、
周りに優しさが広がるのです。
これを優しさのクラスターと
呼ぶことにしましょう。

まちの中で優しさのクラスターがたくさんできたら、
「心のポケット」を
いっぱいに膨らませた人の輪ができて、
私たちのまちが心豊かによみがえると思います。
私たちなら、必ずできます。
みんなで優しさのクラスターをたくさん作って、
コロナのクラスターに
負けない戦いを継続してみませんか。


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